こんにちわ~
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さてさて、突如としてスイス国立銀行(SNB 以下スイス国立銀行をSNBと表示)の政策変更で一夜にしてスイスフランという通貨が注目を浴びるようになりました。
ですので、軽めではありますが、その1.2フランの防衛ラインを設けた流れと今回の政策変更という運びになった流れを自分の解釈を交えながらまとめてみました。

SNBが突如為替市場に宣戦布告したのは2011年9月6日でした。

スイス国立銀行の声明文
①現在のフランの大幅な過大評価はリスクをもたらす。
②フラン高はデフレリスクをもたらす。
③1ユーロ=1.2フラン最低為替レートを設定。
④1ユーロ=1.2フランを下回る水準は容認しない。
⑤無制限の外貨購入を行う。
⑥外為ターゲットを最大限の決意で守る。

SNBが当時この声明文を発表した時、スイス円98円~97円前後で動いていたが、ものの20分足らずで90円前後まで急落。
これによって市場から退場した人が多くいました。
この急激な値動きのせいで逆指値(主に損切りを予め設定する際に使用されます。)を設定していても約定しねえええええという話もあり、追証で数百万を飛ばしたなどどいう話もあります。
これが水銀砲水銀砲と私が言っていた出来事です。

SNBが1.2フラン防衛ラインを設定した理由

2011年当時、欧州では信用不安が拡大している時期であり、特にギリシャなどの南欧諸国ではデフォルト(債務不履行)の可能性が取りざたされていました。
そのため、資金がユーロから流出。結果として、安全通貨とされるスイスフランが買われることになったのです。
極端な自国通貨高というものは経済に悪影響を与えるため過度なフラン高を食い止めようとしたのが理由です。
その後、約3年間SNBは断続的に為替介入を行いフラン高是正に取り込むこととなりました。

SNBが1.2フラン防衛ラインを撤廃した理由と政策変更
①安全通貨としてのスイスフランの過大評価が弱まった
②ギリシャに端を発する欧州債務危機の後退
というのが主な理由だそうです。

そして、2011年9月6日に突如SNBが為替市場に宣戦布告したように
今回、突如としてユーロフランの防衛ライン1.2フランを撤廃するとともに、政策金利をマイナス0.25%からマイナス0.75%と大幅に変更させてきました。
このスイス中央銀行の180度の政策変更の衝撃は凄まじく数多くの個人投資家、大手銀行、ヘッジファンド、FX会社、証券会社が膨大な損失を出すという結果となりました。

巷でもスイスショックスイスショックと言われていますが、この180度の政策変更とその影響は凄まじいものがありました。
スイス円(15分足)
yusienn
このチャートではスイス円は113.46から139.20までの上昇となっていますが、別のチャートでは154.83までの髭が出ているチャートもあります。
業者によってレートが大幅に違うのはそれほどまでレートが急激に動いて値が吹っ飛んだためだと思われます。

ユーロスイスフラン(15分足)
yurosui
ユーロフランは1.2フランで過去3年間動いていましたが0.965フランまでユーロ売りフラン買いとなりました。
これもまた別のチャートでは0.85フランの値をつけたなどもあるそうなので、フラン関係の通貨は一気に値が飛んだそうです。

SNBがこのような180度の政策変更に走った理由としては
世界的にユーロ売りが優勢となっており、そのためにこれ以上の断続的なユーロ買いの為替介入が難しくなったためではないかと考えています。
根拠としては
22日にはECBが量的金融緩和に踏み切るとの観測が市場では非常に強い。
25日にはギリシャ選挙があり、更なるユーロ圏の政治的経済的混乱の可能性がある。
という市場のユーロ売りの材料があるからだと思います。

少し調べてみると、SNBの今回の防衛ライン撤廃に関してはIMFにすら事前連絡がなく、これまでのフラン売り・ユーロ買いの市場介入で、外貨準備は国内総生産の7割まで膨張していた。
(引用http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E9%8A%80%E8%A1%8C )
ともあるため、SNBもこれ以上のユーロ買いフラン売りは難しいと判断したのだと思います。

一通り調べた感じとしてはこんな感じでした。
来週以降はユーロに関する材料が目白押しですので注目していきたいと思います。
また、今後のフランの値動きは全く予想できないので、それもまた注目したいと思います。